【共通テストリサーチ判定】河合塾と駿台ベネッセの判定が違う?どちらが正確?

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河合塾と駿台・ベネッセの共通テストリサーチの判定が異なり、どちらを信じるべきか悩んでいる声が見られます。

結論から申し上げますと、どちらか一方だけを全面的に信じるのではなく、両方の判定結果を総合的に判断材料として活用することをお勧めします。

両者は共通テストリサーチにおいて一部協同で実施している部分(「申込み」「データの収集」「志望校判定の結果返却」)がありますが、「問題分析」「平均点予測」「成績集計」「志望校判定付け」などは、それぞれの予備校が独自のノウハウに基づいて行っています。そのため、判定結果に差異が生じることは十分にあり得ます。

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河合塾の共通テストリサーチ判定について

圧倒的なデータ量

河合塾の共通テストリサーチは、毎年数十万人規模の受験生が参加しており、これは共通テスト受験者全体の約8割に相当すると言われています。これだけのデータが集まることで、より正確な分析が可能になります。

長年の蓄積されたデータとノウハウ

河合塾は長年にわたり大学受験に関するデータ収集・分析を行っており、その蓄積されたデータとノウハウは非常に豊富です。この蓄積されたデータとノウハウに基づいて、精度の高い判定が行われています。

詳細な分析

河合塾は、単に自己採点結果を集計するだけでなく、過去のデータとの比較や、大学ごとの配点などを考慮した詳細な分析を行っています。

駿台・ベネッセの共通テストリサーチ判定について

こちらも同じく大規模なデータ量やノウハウで多角的な分析が行われています。

駿台・ベネッセの共通テストリサーチの方が母集団の信頼度が高い?

駿台・ベネッセのデータネットは、特に国公立大学志望者層において、高い信頼性を持つと言われています。その理由としては、以下のような点が考えられます。

  • 駿台模試との連携: 駿台予備学校は、難関大学志望者向けの模試を数多く実施しており、特に記述式の模試は高い評価を得ています。データネットは、これらの模試の受験者データと連携することで、より学力上位層のデータが豊富に集まる傾向があります。
  • 国公立大学志望者の割合: 駿台予備学校は、古くから国公立大学受験指導に力を入れてきた歴史があり、データネットを利用する受験生にも国公立大学志望者の割合が高いと考えられます。

これらの理由から、特に難関国公立大学や医学部などを志望されている場合は、駿台・ベネッセのデータネットの判定を重視する傾向があるかもしれません。

まとめ

つまり、どちらのリサーチが優れているというわけではなく、それぞれの特徴を理解し、自身の志望校や状況に合わせて活用することが重要です。

例えば、

  • 難関国公立大学を第一志望としている場合: 駿台・ベネッセのデータネットを重視しつつ、河合塾の判定も参考にすることで、より多角的な判断が可能になります。
  • 幅広い大学を検討している場合: 河合塾のデータ量が豊富なため、全体的な傾向を把握するのに役立ちます。駿台・ベネッセの判定と合わせて確認することで、より詳細な分析が可能になります。

また、以前の回答でも述べましたが、判定結果だけでなく、過去のデータや模試の結果、大学の個別試験なども考慮に入れることで、より正確な判断ができるでしょう。

最終的な出願校の決定は、これらの情報を総合的に判断して行うことが重要です。

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